
ジョージ・ナオペ、逝く。
メリーモナークフラフェスティバルの生みの親、アンクル、逝く。
今年のメリーモナーク、アンクルが会場にいたのはわずかな間だった。
私が会場でアンクルの姿を見たのは最終日、アウアナコンペティションの日だった。
車椅子に乗ったアンクルがカラカウア王の写真の下に落ち着くと、待ちに待ったアンクルの登場に会場から大きな拍手が起こった。
でも、いくつかの演目が終わってカラカウア王の写真の下に目をやると、もうアンクルの姿はそこにはなかった。私が目にした、最後のアンクルの姿だった。
来年からはメリーモナークの会場でアンクルを見ることは出来ない。
そう思うと、今年メリーモナークに行って本当によかったと思う。

もう、ずいぶんと昔になるが、ハワイ島でレッスンを受けた時、クムの叩くイプヘケのリズムに合わせてベーシックを練習する私達を見て(見るにみかねて)、アンクルは「イプヘケの音をちゃんと聞きなさい」と言い、ステップを踏んでみせてくれた。
「イプヘケの音を聞き、イプヘケのリズムに合わせてステップを踏む」ことがフラの原点であると教えてくれたアンクル。
その時はその言葉の意味を理解するにはあまりにもフラの経験が浅すぎて、言葉通りの意味にしか捉えていなかったけど、フラの練習を重ねていくうちに、そのシンプルな教えの大切さが理解出来るようになった。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

